ウソ★スキ
「前みたいに、一緒のベッドで寝るんだよ?」
「うん」
「毎日、その日にあったことを話しながら、私の髪を撫でてくれて、キスもしてくれて」
「うん……」
「私のこと『スキだよ』って言いながら、パジャマも脱がせてくれて、首とか胸にもいっぱいキスしてくれて」
「うん……」
……キラが机に俯せたままでよかった。
あたしは、そんなキラの話を、顔をこわばらせながら聞いていた。
そして。
もう、これ以上聞くのが怖かった。
「だけどねー」
でも、キラは続ける。
「いつも、そこまでなんだ。絶対に、私の下半身に触れようとしないの」
あたしは、自分の唇をぎゅっとかみしめた。
「うん」
「毎日、その日にあったことを話しながら、私の髪を撫でてくれて、キスもしてくれて」
「うん……」
「私のこと『スキだよ』って言いながら、パジャマも脱がせてくれて、首とか胸にもいっぱいキスしてくれて」
「うん……」
……キラが机に俯せたままでよかった。
あたしは、そんなキラの話を、顔をこわばらせながら聞いていた。
そして。
もう、これ以上聞くのが怖かった。
「だけどねー」
でも、キラは続ける。
「いつも、そこまでなんだ。絶対に、私の下半身に触れようとしないの」
あたしは、自分の唇をぎゅっとかみしめた。