ウソ★スキ
ドアを開けると、ソラはこの前と同じようにベッドに横になっていた。
違うのは、今日は確実に目を覚ましていて、雑誌を読んでいるということだけ。
「ちょっと、話があるんだけど……いいかな?」
「どうぞ」
そう言うとソラは、視線を雑誌からあたしに移した。
「あのね……キラと、うまくやってるの? ほら、あっちの方とか……」
言ってからすぐに後悔する。
もっとこう、オブラートに包んだ、やんわりとした言い方ってものがあっただろうに。
「どうしていきなり、そんなこと聞くわけ?」
「うん……何となくだよ。特に深い意味はないんだ」
あたしがそう言うと、ソラはクスリと笑った。
違うのは、今日は確実に目を覚ましていて、雑誌を読んでいるということだけ。
「ちょっと、話があるんだけど……いいかな?」
「どうぞ」
そう言うとソラは、視線を雑誌からあたしに移した。
「あのね……キラと、うまくやってるの? ほら、あっちの方とか……」
言ってからすぐに後悔する。
もっとこう、オブラートに包んだ、やんわりとした言い方ってものがあっただろうに。
「どうしていきなり、そんなこと聞くわけ?」
「うん……何となくだよ。特に深い意味はないんだ」
あたしがそう言うと、ソラはクスリと笑った。