ウソ★スキ
キラは鋭い
翌朝。
いつものように、あたしが先にバスを待つ。
そして、遅れて、キラとソラの姿。
「美夕、おはようーっ!」
そういってあたしに手を振るキラの声は、
いつもに増して弾んでいた。
あー。
なんだかその声で、
2人がうまくいったんだなってことが分かってしまう。
「おはよう。キラ、今朝はご機嫌だね」
「あっ、分かるー?」
キラはそう言うと、ホントに嬉しそうに、
ソラの腕に自分の腕を絡めた。
「おい、人前だぞ?」
ソラが少し慌てて、キラの手をふりほどいた。
「いいじゃん、嬉しかったんだから」
キラは口をとがらせて、不満そうにそう言った。
いつものように、あたしが先にバスを待つ。
そして、遅れて、キラとソラの姿。
「美夕、おはようーっ!」
そういってあたしに手を振るキラの声は、
いつもに増して弾んでいた。
あー。
なんだかその声で、
2人がうまくいったんだなってことが分かってしまう。
「おはよう。キラ、今朝はご機嫌だね」
「あっ、分かるー?」
キラはそう言うと、ホントに嬉しそうに、
ソラの腕に自分の腕を絡めた。
「おい、人前だぞ?」
ソラが少し慌てて、キラの手をふりほどいた。
「いいじゃん、嬉しかったんだから」
キラは口をとがらせて、不満そうにそう言った。