ウソ★スキ
バスを降りて学校へと歩き始めると、
キラは早速例の話題を始めた。
「美夕、ありがとうね!やっぱりあたしの考え過ぎだったみたい」
「……最後まで、できたの?」
「うん!」
キラは照れもせずにそう言うと、更に話を続けた。
「ソラはね、あたしが『別れたい』って思ってたことがずっと引っかかってたんだって。自分が愛されてない気がして、最後まで出来なかったって」
「そういうこと、話し合えたんだ。……よかったね」
「私が勇気を出して、ソラとそーいうことを話せたのは、美夕があらかじめソラの気持ちを聞いてくれてたおかげだよ。美夕、ありがとーーー」
そう言って、キラは嬉しそうにあたしに飛びついてきた。
「こらこら、歩きにくいよ-」
「だって、嬉しいんだもん!」
キラがこんなにはしゃぐのを、久しぶりに見た気がした。
キラは早速例の話題を始めた。
「美夕、ありがとうね!やっぱりあたしの考え過ぎだったみたい」
「……最後まで、できたの?」
「うん!」
キラは照れもせずにそう言うと、更に話を続けた。
「ソラはね、あたしが『別れたい』って思ってたことがずっと引っかかってたんだって。自分が愛されてない気がして、最後まで出来なかったって」
「そういうこと、話し合えたんだ。……よかったね」
「私が勇気を出して、ソラとそーいうことを話せたのは、美夕があらかじめソラの気持ちを聞いてくれてたおかげだよ。美夕、ありがとーーー」
そう言って、キラは嬉しそうにあたしに飛びついてきた。
「こらこら、歩きにくいよ-」
「だって、嬉しいんだもん!」
キラがこんなにはしゃぐのを、久しぶりに見た気がした。