ウソ★スキ
「えーっ。私、美夕たちと行って、美夕と先輩が仲良くしてるとこが見たいのに!」
キラの声が大きくなって、
「キラ、うるさい」
ってソラが隣からキラをたしなめた。
だけど、そんなソラの視線は、窓の外の景色に向けられたままだった。
「あ、もしかしてソラ、美夕たちのことばかり話しててスネちゃったの?」
キラがいたずらっぽい目をしてソラの顔を覗き込む。
「そんなんじゃねーよ」
「だって、家じゃさんざん2人きりなんだし、たまにはみんなで遊びたくない? もーう、ソラはヤキモチやきなんだからっ」
「だから、そんなんじゃねーって……」
「大丈夫だよ、あたし、ソラのこと一番大事に考えてるから!」
なんだか最近のキラは、周りを気にせず大っぴらにこういうことを話すようになって、
聞いてるあたしのほうがヒヤヒヤしてしまうよ……。
キラの声が大きくなって、
「キラ、うるさい」
ってソラが隣からキラをたしなめた。
だけど、そんなソラの視線は、窓の外の景色に向けられたままだった。
「あ、もしかしてソラ、美夕たちのことばかり話しててスネちゃったの?」
キラがいたずらっぽい目をしてソラの顔を覗き込む。
「そんなんじゃねーよ」
「だって、家じゃさんざん2人きりなんだし、たまにはみんなで遊びたくない? もーう、ソラはヤキモチやきなんだからっ」
「だから、そんなんじゃねーって……」
「大丈夫だよ、あたし、ソラのこと一番大事に考えてるから!」
なんだか最近のキラは、周りを気にせず大っぴらにこういうことを話すようになって、
聞いてるあたしのほうがヒヤヒヤしてしまうよ……。