ウソ★スキ
先輩orソラ
ゆっくりと学校を出て、バス停に着いたときにはもう19時半になっていた。
次のバスは、この前の雨の日、偶然ソラと一緒になった、あのバスだ……
ふと、あの日ソラと2人で歩いたことを思い出す。
だけど、あたしは首を振って、そんな記憶を頭からかき消した。
よそう。
もう、ソラのことを考えるのはやめにしたんだから……。
あたしはベンチに座ると、先輩がどうしているか気になって、携帯を開いた。
原チャリ、どうなったのかな。
無事に直って、帰れたのかな……
あたしの携帯の着信履歴も発信履歴も、ほとんど先輩で埋まっていた。
あたしは先輩だらけの履歴の中から一つ選ぶと、通話ボタンをおした。
次のバスは、この前の雨の日、偶然ソラと一緒になった、あのバスだ……
ふと、あの日ソラと2人で歩いたことを思い出す。
だけど、あたしは首を振って、そんな記憶を頭からかき消した。
よそう。
もう、ソラのことを考えるのはやめにしたんだから……。
あたしはベンチに座ると、先輩がどうしているか気になって、携帯を開いた。
原チャリ、どうなったのかな。
無事に直って、帰れたのかな……
あたしの携帯の着信履歴も発信履歴も、ほとんど先輩で埋まっていた。
あたしは先輩だらけの履歴の中から一つ選ぶと、通話ボタンをおした。