ウソ★スキ
マンガを読み終えると、なんだかソラの顔が浮かんで、
あたしは机の引き出しから、コンパスを取り出した。
《あたしは、ソラが好き!》
今日、キラにあんなことを言われたからかな?
ずっとずっと、そんな気持ちが頭から離れなくなっていて。
あたしはコンパスのとがった先端を自分の腕にぐっと押しつけた。
ちょっとだけ、チクリとした痛みを感じる。
だけど、あたしはすぐにそれを自分の腕から離した。
こんなところに跡を残したら、キラに見られてしまう・・・・・・。
じゃあ、どこにする?
次に浮かんだのは太ももだった。
だけどダメだ。
水泳の時間になったら、太ももだって他の人に見られちゃう。
あたしは少し考えたあと、
スウェットのスボンを太ももあたりまで下ろした。
あたしは机の引き出しから、コンパスを取り出した。
《あたしは、ソラが好き!》
今日、キラにあんなことを言われたからかな?
ずっとずっと、そんな気持ちが頭から離れなくなっていて。
あたしはコンパスのとがった先端を自分の腕にぐっと押しつけた。
ちょっとだけ、チクリとした痛みを感じる。
だけど、あたしはすぐにそれを自分の腕から離した。
こんなところに跡を残したら、キラに見られてしまう・・・・・・。
じゃあ、どこにする?
次に浮かんだのは太ももだった。
だけどダメだ。
水泳の時間になったら、太ももだって他の人に見られちゃう。
あたしは少し考えたあと、
スウェットのスボンを太ももあたりまで下ろした。