ウソ★スキ
月下で泣く
その日の放課後も、あたしはキラの家にいた。
あたしたちが話をしはじめるとすぐに、ソラも帰って来た。
「ただいま!」
あたしたちがいるキラの部屋に顔を出したソラの視線は、キラだけに注がれていた。
「どう? 歯はまだ痛む?」
「ううん、もう大丈夫だよ」
「そうかー、よかった」
ソラの手が、自然にキラの腰に回される。
あたしはそれ以上見たくなくて、マンガのいっぱいつまった書斎に逃げ込んだ。
あたしたちが話をしはじめるとすぐに、ソラも帰って来た。
「ただいま!」
あたしたちがいるキラの部屋に顔を出したソラの視線は、キラだけに注がれていた。
「どう? 歯はまだ痛む?」
「ううん、もう大丈夫だよ」
「そうかー、よかった」
ソラの手が、自然にキラの腰に回される。
あたしはそれ以上見たくなくて、マンガのいっぱいつまった書斎に逃げ込んだ。