ウソ★スキ
「あたしはっ!」
気がつくとあたしは、ソラの方を振り返って叫んでいた。
泣き顔を、隠そうともせずに。
「あたしは……それでもソラが好きだからっ」
ソラの顔が、どんどん、どんどん赤くなっていく。
もちろん照れているんじゃない。
怒っているんだ。
「だから、この前のことは撤回しないし、分かってもらえるまで何回でも言うから」
何があたしをこんなに強くさせてるんだろう?
分からないけど、でも。
一度口に出した想いは止まらなくなって。
あたしはもう一度、ソラの目をまっすぐに見つめた。
「好きだよ、ソラ」
そういうと、あたしはくるりとソラに背中を向けて、
そのまま1人で家へ帰っていった。
気がつくとあたしは、ソラの方を振り返って叫んでいた。
泣き顔を、隠そうともせずに。
「あたしは……それでもソラが好きだからっ」
ソラの顔が、どんどん、どんどん赤くなっていく。
もちろん照れているんじゃない。
怒っているんだ。
「だから、この前のことは撤回しないし、分かってもらえるまで何回でも言うから」
何があたしをこんなに強くさせてるんだろう?
分からないけど、でも。
一度口に出した想いは止まらなくなって。
あたしはもう一度、ソラの目をまっすぐに見つめた。
「好きだよ、ソラ」
そういうと、あたしはくるりとソラに背中を向けて、
そのまま1人で家へ帰っていった。