だいすきだよ


「っり‥く。」

会計を済ませて淕があたしの元に帰ってきた。

「あのっ…ね?‥あたしねっ‥」

あたしが今にも泣き出しそうに話をしていると淕が話始めた。

「‥麗那。俺、腹減った。話す前に家帰ろ?」

「でもっ‥」

「ほらっ!!早くっ」

そう言って淕はあたしに手をさしだした。

「ん。」

最後‥
これで淕と手をつなぐのは、最後。

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