モテモテ女と地味ーズ男
その後、歩いていたら後ろから声をかけられた。

「そこの君一人~!?」

「可愛いじゃん!なんかのモデル??」

「遊ぼうよっ!」

ヤンキーってかチンピラ??

こういうの嫌いなタイプー。

「いや。今急いでるんで…」

「冷たいな~。いいじゃんちょっとくらい♪」

腕を掴まれたしー!サイヤク!

「やめてください!!」

誰か助けてー(泣)

ドンッ。ボコッ。

鋭い音とともに男たちは倒れていた。

「大丈夫かっ??」

私は怖くてそこにいた人に抱きついてしまった。

「うえーんっ!!(泣)」

「もう大丈夫。」

「うん。」

そのひとは私が泣きやむまでずっと

抱きしめていてくれた。

助かった。と思いながらお礼を言おうとしたら…

えっ!?

顔を上げるとそこには見たことのないような

理想の王子様が!!!

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