Secret Store
二つの店
「最初っから~?
長くなるけどいい?」
「はい 構いません」
純さんは上着を脱ぎながら
普通に話し始めた
「簡単に言うと 君は今日から
ここで働いてもらうから」
「は?」
「それと 借金も返しといたし」
「はい?」
「そういうこと♪」
そういうこと♪
って言われても・・・
全然意味わかんないんですけど!!
テカ・・・
なんで俺んちの借金まで返してくれてんの?
全く意味がわかりませんよ?
「大変だったんだぜ~?
今日君ん家言ったらヤクザの人達がいてさ
君ん家取り壊そうとしてんだもん」
「なんだって!!」