Secret Store
「あぁ 最後の文章とかは
気にしなくていいぞー」
「これ・・・本当なんですか?」
「あぁそうだぜ
俺は星矢さんの頼みでお前を迎えに行ったんだ」
純さんと親父って知り合いだったんだ
でも 不思議な文章だなぁ
ただカフェで働くだけで
なんか『足を洗う』だとか『黒幕』だとか
なんか怖いカンジがするのは
俺だけか?
「とりあえず俺はお前を育てる
それが星矢さんとの最後の約束だからな
仕事はまぁ・・・
最初はカフェでいいだろう」
「最初はって
カフェしか「じゅーん!!お帰りー♪」
俺の言葉を遮った 甲高い声
俺の後ろの扉がバンッと音をたてて開き
一人の女性が入ってきた
「じゅーん 寂しかったぁ♪
お帰りのチュウはぁ??」
「莉衣菜 人の前だ・・・」
「え?」