Secret Store





ルミは微笑みながら





静かに話してくれた








「あなたのお父様、星矢さんは
 あたしたちにとって、お父さんみたいだった
 優しくて、かっこよくて・・・

 純も星矢さんを信頼していた、信じていたわ
 飛鳥も莉衣菜も藤も理斗もあたしも

 大好きだった
 だから殺せなかった・・・」







生まれてからずっと一緒だった親父





俺の知ってる親父は




優しくて、カッコよくて・・・





そんな親父が俺は大好きだった







でも、ここで今話されている親父は






親父でも親父ではないようだった










< 51 / 55 >

この作品をシェア

pagetop