Life gose on
昇降口

なにやら人が集まってる・・・。

「およ?なんだろう?」

靴箱付近で何か騒いでる
どーせまたウチのクラスのイジメでなにかあったんだろう

そう軽く思ってた・・・。
なのに・・・。

「ちょっといってくるねーー♪」

「ちょっ・・・。」

野次馬めが・・・。

でもちょっと気になる・・・。

私は重い足取りで近づいた

見なければよかった

行かなければよかった

あの時なんで?

どうして?

「おぃ!来たぞ!!」

男子が叫び一斉に私達のほうを見た

「「?」」

二人の頭にはハテナマーク

嫌な予感

まさかね・・・。

「・・・。ねぇ『魅琴』」

・・・。
え?え?今なんて?魅琴?

私じゃなくて???

「えっあぁ!何なに?」

魅琴はハッとした様子で答えた

「今度のターゲットあんただから」

・・・・。
ウソだウソダウソだ
魅琴?
どうして魅琴?

なんで?私じゃないの?

だってあんなに仲良くしてたじゃない
なんで?

私は勇気を振り絞って聞いた

「・・・。ねぇ。なんで魅琴?」
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