Life gose on
私はいつもより早く目覚めた

何度も見てきた風景が

すこし薄暗くて明かりのない

歪んだところに見えた

「おきっ・・。ワッ・・・。今日は起きるの早いじゃない」

お母さんが起こしに来るころにはもう
準備は出来てた

「うん。今日は早く行く。じゃーね」

「ちょっ!ゴハンは?!」

「いらない」

私はいそいそと家をでた

学校に行けば昨日のようなことがまってる

上靴・教科書

何かモノが切り刻まれて

捨てられて・・・。

その光景を何度もみてきた

すさんだ学校

壊れた人間

そーゆーやつらが集まった腐れた学校・・・。

先生だってまとも授業してくれない・・・。

私は知らず知らずのウチに早足になってあっとゆう間に
魅琴の家に着いた。
魅琴の家はウチから約徒歩15分のところにある
いつもなら自転車でいくが今日はそんな気にはなれない・・・。



ピンポーーン・・・。


「はぁい」

魅琴のお母さんだ・・・。

ガチャッ

「はぃ・・あらっ!歩夢ちゃんじゃないの~」

「おはようございます」

私は精一杯の笑顔をお母様に向けた

「あの子ねぇ・・・。まだ起きてないみたいなのよ」

そりゃそうだ・・・・。

「ちょっと起こしてきてくれる?」

「あっ・・・。はぃ」

行きたくない

気まずい

でもいくしかこんなことぐらいしか脳がない・・・・。

魅琴の部屋の前に来た

ドア開けてどうする?
学校行こうって言う?

そんなことできない

・・・。でも・・・。

コンコンッ

「・・・。はぃ」

「あっこと!私・・・・。」

「うん・・・。」

ガチャッ

「・・・。おはよう」

重い空気魅琴の目は腫れてた
きっと昨日泣いたんだ

それもそうだよね・・・。

なかないはずがない・・・・。


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