Life gose on
「ん・・・・。」

「ねぇこと・・・。学校行く?」

聞いた・・・。行かない
行かないほうがいぃ

そうに決まってる・・・。

「行くよ・・・。」

「でもっっ」

「いいよ別に私も見てみぬフリしてた・・・。
 きっと罰があたったんだよ・・・。」

「・・・。それなら私のほうだよ・・。
 一緒に学校行こう・・・?」

「ん・・・。」

いつもの元気なんてない

ベッドから降りて

制服を着て・・・。

「あらっ魅ぃちゃん!あなた髪ボサボサじゃないの!」

居間に行くとお母さんがいた

「えっあぁ!すいません!昨日私と遅くまでメールしちゃってたもので!
行きながらブラッシングしますので!!」

私はいっぱいの笑顔をみせてフォローした。

「いこっこと!!」

「うん」

「「いってきます!」」

さすがの魅琴もお母さんに前では元気なフリをしてた

これからの私達の生活がどう変わるか

そんなこと関係ない

ただ目の前にいる人に心配かけたくない

それが魅琴・・・。

昔から自分のことは後回し

全部人のことばかりお世話して・・・。

魅琴の家から学校までは10分程度・・・。

でもその10分が1分2分早く思える・・・。

< 9 / 13 >

この作品をシェア

pagetop