俺様くんと強がりちゃん


あ、そうそう!
あの話しなきゃいいんだよね?

私は自分でそう解釈し、口から手を離した



悠「あれ、させてくれる気になった?」



亜「何言ってんの。あの話しなきゃキスしないんでしょ?」



すると悠斗はニヤっと笑って



悠「確かに、あの話したらキスするっつったけど、あの話しなきゃキスしないなんて一言も言ってないし?」



え…それって…

そう思った瞬間…
唇になにか柔らかいものがあたった
それは、まぎれもない悠斗の唇だった



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