俺様くんと強がりちゃん


雪「何…それ…」



如月「総一郎はこの遺書を残していたんだ」



すると如月さんは遺書を読み始めた



如月「父さん、すみません。私は脳の病気にかかってしまい、余命があと半年らしいのです。だからすみません。私を紀子と雪と一緒に逝かせて下さい」



雪「嘘よ…そんなの絶対嘘よ!!」



如月「嘘じゃない。見てごらん。この遺書の字」



うわ…
ちっせー奴の字みたいじゃん



如月「病気のせいだよ。それに取引を白紙にしたのは総一郎の方なんだ」



は…?



悠「うちの親が白紙にしたんじゃ…」



如月「違う。総一郎が一方的に白紙に戻したんだ」



< 242 / 248 >

この作品をシェア

pagetop