俺様♥ヴァンパイア~危険純愛~
「そういえばさ、
葵ちゃん俺等の名前知らんよな?」
ソファーに寝転がった男はそう言う。
「あ、そういえば」
片瀬のバックについているこの男達にも
すっかり慣れていたせいか
そんなこと気にもしていなかった。
「そんぢゃ自己紹介といくか!」
そういってソファーから起き上がった。
「俺はアキラ★よろしくなっ!葵ちゃん♪」
耳のピアスと茶色に光った髪の毛から
チャラい印象をうける。
次に
その横にすわっているぱっちり目の童顔な男が口を開く。
「俺は仁(ジン)。俺葵ちゃんみたいな子超タイプ~~!」
は?
いきなりタイプとかいわれても・・・。
「あっれ?顔あかーい!」
「あ、赤くないし!」
美形にいわれると したくなくてもこうなっちゃう。
本当になんなんだ・・・
もう目眩がする。