俺様♥ヴァンパイア~危険純愛~
「あっ・・・・
いや別いいんだけ「知りたい?」
私が言い終わらないうちに
アキラくんが言葉を重ねる。
「え・・・・うん・・・まぁ」
そしてしばらく沈黙が続く。
すると千尋がその沈黙をさえぎるように言葉を発する。
「・・・・・魔界」
おもわず体が硬直する。
魔界?まかい・・・マカイ?
冗談?
「おいっ千尋っ・・・!」
アキラくんたちを見ると
表情が曇っていた。
「いんだよ。どーせ知ることになる」
「けど・・・・!」
俯いていた仁くんが顔を上げる。
「知らずにビックリさせるよかぁ事前に言っておいたほうがいいってやつ」
そういって私を見つめてくる千尋の目。
「ま・・・魔界・・・?何それ・・・」