俺様♥ヴァンパイア~危険純愛~


ついた場所は、音楽室。

「音楽室?」

「あー、ここなら防音ってかんじするだろ?」

防音?どーいう意味だろ。

「秘密の話でもあるの?」

するとアキラの顔は晴れ渡る。

「そうだよ!秘密のね」

・・・・・何の話かなぁ?
アキラはグランドピアノの上に腰を下ろす。

「そこに座るの?!」

私はピアノのいすに腰掛ける。
なんか、音楽室って意外と静かで。
すこし緊張感があった。
手が汗ばむ。


「・・・で?話って?」

「・・・・・・まぁわかると思うけど
 俺たちバンパイアのことなんだけどさ」

・・・・やっぱり。
防音って言ったら
それしかないよね。けど何だろう。

「吸血鬼ってどんなのか知ってる?イメージ」

アキラは笑顔。
笑顔で言える話なんだ。

「うーんとねっ!
 ニンニクとか・・・・十字架が嫌い?」

「そうだな!俺ニンニクの匂い
 かいだだけで死にそうになるし!」

じゃあ焼肉とか、食べれないじゃん!

「大変だねー!」

「・・・・・でほかは?」

「・・・・・あとは・・・・血、、吸う」


アキラの目をみた。
まっすぐみた。
その瞬間。






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