俺様♥ヴァンパイア~危険純愛~
「本当にごめん。それにウチ・・・」
すると言葉をアキラくんに
遮られた。
「千尋のこと、好きなんやろ?」
少し赤らんだ顔でそう呟くアキラ。
え?
・・・・・なんで・・・・
「なっ、なんでっ・・・」
「見てたらわかるよ」
そんなにわかりやすい?ウチ!
「・・・・ぅん。
・・・・まぢごめん・・・」
「俺は大丈夫って!大体
玉砕する気だったし!
俺は応援するからな☆」
「・・・・ありがとう・・・!」
本当にごめん、アキラくん。
アキラくんは本当にいい人で、
きっと片瀬がいなかったら
好きになってたかもしんない。
けど・・・・片瀬じゃないと嫌だから・・・
って両思いでもないのに
アホだねーウチ。
そんなことを思いながら
幸せな気分に浸っていた。