俺様♥ヴァンパイア~危険純愛~
「俺に怒鳴らないでくれるかな。」
落ち着き払う愁。
「それで・・・・大王が遺書を残したらしい
んだけど・・・・」
「何て書いてあったんだよ」
俺は冷静さを保ちながら
そう問いただした。
「俺たちの中から大王を継ぐ
後継者が選ばれる・・・・って」
愁は顔を伏せた。
は?
何だよそれ・・・
「は?」
みんなが顔をあわせて言う。
「は・・・・?!何で俺等の中からなんだよ!
ふざけんなよ!」
立ち上がる仁。
「きっとそれは俺達が期待されている
からなんじゃないかな」
愁はゆっくりした口調で話す。
「おい、どーいうことだよ。愁」
俺がそう問いただすと
愁は話始めた。