俺様♥ヴァンパイア~危険純愛~





「死んだフリをする」

俺の言葉でいっきにシける。


「はあ?!?!?!」
アキラが呆れる。

「何それ!そんなの通用しないよアイツ等にはっ!」
仁も必死に憤慨する。


「俺達が本当に死んでるか確かめるために
 この部屋の中に入ってきた警備員を殺す、だろ?」

千尋が冷静に口を開く。


さすが千尋。当たっている。

「その通り。うん、けど殺しちゃ駄目だけどね?
 気を失わせて、脱出・・・・・
 これしかないんだよ」

「けどそれって、、、、一か八か、だよな」

「そうだね。もし気を失わせることが
 出来なくて、警備員の数が複数だったら
 俺達は殺られるね」

冷静に答えるが
実際は不安で、複雑。

「それしかないなら
 するしかねーよな」

千尋も静かに答える。

「どう?みんな意見は一致しますか?」

みんなが静かに頷いた。


「よし」









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