俺様♥ヴァンパイア~危険純愛~


「ね~千尋!ゴミ出し
 行ってきてよー!」

部屋中に私の声が轟く。

「こんな真冬の朝に
 外に出す気か俺を!!」

毛布に包まった千尋がそう答える。

「バーカ!!!いいから
 行ってくる~!!!」

「....はいはい...」

そういって玄関に向かう彼。

「あ~、葵。」

そう呼ばれてとっさに振り向く。

「いってらっしゃいのチューは?」

「はぁぁぁあ?」

千尋は本当に裏が読めない。
だから、恐ろしい。

「甘えんなっ!!!/////)」

「え?顔赤いけど?」

甘えたそぶりを見せたかと
思ったら今度はS気王子。

何なわけ、本当に....






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