俺色〜ある草食系男子の日々

「これは私の100%わがままなんだが、


陽斗には無理やり音楽をして欲しくないんだ。


親ばかって言われると思うけど、私はそれでもいい」



陽斗をはさんで俺にいうゆぅさんの瞳はまっすぐで。



俺はただ単に会社で陽斗と仕事を待つマネージャーではなくて、



陽斗のプライベートも含めての「マネージャー」に望まれてるんだ、



ってことにうっすら気づいた。



上等じゃねぇの。



俺にしても、少々浮きまくってるこの会社の中だけにいるよりも、



外で仕事させてもらったほうが有難いし。



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