俺色〜ある草食系男子の日々

「俺、また陽斗のマネージャーでもいいんですか?」


って言った俺の肩を叩いて、


「柚木のたっての希望だったし、それに・・・」



と、陽斗の方をチラッと見てから、くすっと笑った。



「アーティストさんご指名だからな」



と言った社長の言葉に、



俺は胸の中でガッツポーズを決めたんだ。



そばで聞いてたいんだ。



あいつのメロディーを。



な、ゆぅさん。


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