俺色〜ある草食系男子の日々

「きぃちゃん・・・?」



わけがわかんなかった。



俺がひなたを守りたい。



ずっと抱えてきたその思いに、



気づけば、



自分を責め続けるひなたの口を、



俺の唇が塞いでた。




何も音がしない部屋で。




そっと、唇を離して、



目を丸くさせたままのひなたに、



俺は言ってしまった。



「俺、お前が好きだ。ずっとずっと」








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