その日、僕は神になった
ポールの代表曲Yesterday。彼はこの曲を夢の中で流れたメロディーと言っていた。天才は何をしていても天才なのだ。俺も昨日を信じたい。何も知らないアホな神に戻りたい。そうすれば何も悩まなくても済んだのだ。俺は余計なことまで知り過ぎてしまった…。好奇心とは、時に自らの首を絞める結果となるのだ。だが俺は何も知らないままではいられなかった、それを許さない人物がいた…。遅かれ早かれ、俺はレイチェルから全てを知らされることになっただろう。