その日、僕は神になった
「彼女に、第七代目東地区神として、この天界を正しき道へと導いてもらうためです」
 そう、彼女へと科せられた刑は、第七代目東地区神へと就任することだったのだ。
「なぜこの天界に混乱を招いた張本人を、次期神へと任命するのだ!正気の沙汰ではない…。この天界を、一体どうするつもりなのだ!」
 北の神は一度顔を伏せ、再びその視線をカムイへと戻すと口を開いた。
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