Live 今を生きる
ぱんぱん・・・


いつもと同じように、

手を合わせて礼をする。



「秋~」



いつもならするはずの菜々の声が、

今日はない。


どこを見ても菜々はいない。


菜々のいない朝はとても静かだった。



菜々に何があったのかはわからなかった。


ふと時計に目をやると、

僕は我に返った。



僕は慌てて学校へ向かった。





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