先生の彼女さま
9.summer of night

彼には自覚っていうか…

 「ちょっ仁さんっキャップ…」
 「めんどくせぇよ」
 「だ、ダメですって見られたら…」

あたしは彼を駐車場に引っ張って彼の車からキャップを取って彼に目深に被せた

 「夏だよ、あちいし」
 「文句言わないで、ね?」



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