先生の彼女さま

 「仁さん?」
 「あ、あぁ…」

茅智は俺の様子の変化に触れずに「食べましょ?」とソファに座ったので隣に俺も座った

 「はい」
 「おう」

茅智はトーストをかじると

 「なんか今日お天気が良いから出かけたいですね」
 「だめだっ!!」

俺は思わず声を荒げてしまい茅智はビクッと体を硬直させて俺を見た

 「な、なんで?」
 「…それは……」



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