先生の彼女さま

裏口から出ると表の記者たちは居なくて、急いで車に乗り込んだ

 「私は会社に戻る、直志頼んだぞ」
 「わかった」

宗太郎さまと別れてあたしと直志さんだけ橘の屋敷に向かった

 「………」
 「………」

気まずい…よ

何も話すことがない


ううん、今は何も話したくない



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