先生の彼女さま

和との電話を切ると同時にまた着信音

今度は未登録番号

 「は、はい……」
 ―思い知った?

声でじゃなくて言葉でわかった

 「つ、づき先生……」
 ―君が悪いんじゃないんだよ、でも彼が悪いんじゃないんだ…これはゲームだからね

ゲーム…

 「なんで、あたしたち…な、の?」
 ―たまたま目に入ったのが君たちだからさ、…調べたら面白いことばかりだったからさ~いじってみたらどうなるかな?って思ってねぇ~



< 247 / 354 >

この作品をシェア

pagetop