先生の彼女さま

コンコンッ

キィィィ…

ノックとドアの開いた音

 「あ、起きてた?」
 「おはようございます、直志さん」

直志さんが飲み物とフルーツの盛り合わせを持って部屋のソファーに座った

 「食べる?」
 「いえ…いらないです…」
 「食べろよ、てか昨日から何も口にしてないのわかってんだから」

ソファーから立ち上がってあたしの口にイチゴを入れた



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