先生の彼女さま
母さんはソファに座り直して高山に飲み物を頼んだ
俺もソファに座り直した
「今さらあなたにお見合いなんてさせる気毛頭ないし、しばらくはマスコミがうるさいでしょうが…そのうちに茅智には戻ってきてもらうつもり。今度はメイドじゃなくて橘家から妻として」
「…いいのか?」
「仁さま、さしでがましいですが私も貴方の相手は茅智しかいないと思っております」
とお茶セットを持ってきた高山にも意外な言葉