先生の彼女さま
「おはようございます、高梨先生」
「お、おはようございます校長」
校長は観葉植物に水をやっていて、なんだか不思議な気分になった
「そこに座ってくださ。いで、今…やっていることですが…」
とソファに座る俺に校長は言ってきた
「本当ですか?」
「は、はい。僕は宮下ではなくて橘茅智と付き合ってます」
「たしか宮下さんには高山さんが保護者の欄に記載されていますが」
「高山は僕の家の執事です。」
「…そうですか……実は宮下、いえ橘さんは今日付けで転校手続きを取ってるみたいですね?」