先生の彼女さま

俺の視界が潤んできた、なんか泣けてきた

俺のことこんなに必要としてくれる人がいるってこと

正直、ダメだって思ってたから


でもダメじゃなかった

俺の視界は完全に涙で霞んでいた

 「じゃぁ…」

と校長がニコニコしながら俺の隣に立ってマイクを手にした

 「高梨先生は続けてもいいかなぁ?」

生徒たちのノリの良さは……



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