先生の彼女さま

誰よりも驚いていたのは都筑で、

 「なん、で…」

都筑に近づくなりバチンッ!といい音

 「なにしてるの!こんなことして!」

と怒号が廊下に響いた

 「でも…!」

頬を押さえながら目で姉に訴える都筑

都筑はなはそれを無視して俺を見て

 「ごめんなさい、仁さん」

前に会ったときも柔らかく、前に会ったときよりも美人になっていた



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