先生の彼女さま
姉が謝る姿を見て走ってどっかに行ってしまった都筑
はなは話を続ける
「…前のことを謝りたかった…私がしたことを…」
「いや…もぅ…いいんだ」
「ううん、…」
とはなの手元を見ると光る指輪
「それ…」
俺がそれを指差すとはなは照れながら
「去年、結婚したの……だからあなたのことは良かったのに、晴樹がきかなくて…大変なことをしてしまったみたいで…」
とはなは本当に申し訳なさそうに言ってきた