先生の彼女さま

姉が謝る姿を見て走ってどっかに行ってしまった都筑

はなは話を続ける

 「…前のことを謝りたかった…私がしたことを…」
 「いや…もぅ…いいんだ」
 「ううん、…」

とはなの手元を見ると光る指輪

 「それ…」

俺がそれを指差すとはなは照れながら

 「去年、結婚したの……だからあなたのことは良かったのに、晴樹がきかなくて…大変なことをしてしまったみたいで…」

とはなは本当に申し訳なさそうに言ってきた



< 293 / 354 >

この作品をシェア

pagetop