先生の彼女さま

そして着替えて部屋を出た

 「宗一郎さま…あたし行きます…」

リビングには宗一郎さまがいて

 「茅智…本当にすまない、私が早くにお前を見つけていれば…こんなことには…」
 「いいんです、あたしは後悔なんかしてません、宮下として高梨家に雇ってもらって彼のメイドになって彼を好きになって付き合って…こんな別れ方をしても…あたしには後悔はないんです」
 「そうか…」




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