右隣の弟/左隣の兄
ガチャ
っとドアをあけた。
そこには
『やぁ〜』
と手をあげてる嶺南さんがいた。
『どうしたんですか?』
『頼みたい事があって』
『なんですか?』
『俺朝弱くて...起こしにきてくれない?』
『・・・兄弟して朝弱いんですね』
『えっ・・・』
『京壱先輩も起こせって言ってきたんですよ(笑)』
『ハハハッ!やっぱ兄弟だからかな(笑)』
『クスッ..私で良ければ(笑)』
『ありがと!助かるよ(笑)』
嶺南さんは合鍵を手渡し自分の部屋に戻っていった。
私はソファーの上で爆笑した。
だって顔も似てる上に性格までそっくりなんだもん。