パーセント~この恋が叶う確率~

『えっと神崎??今日も凌待ってんの?』

やっぱり秀哉くんはカッコイい。

細身の長身に切れ長の目。

サラサラの黒髪は

無造作にワックスでたててある

学年1モテるかなりモテる。


『おーいっ神崎~?』

さっきまでは遠かった

秀哉くんの顔が

目の前にある

ヤバいかっこよすぎる

『えっと…うん//凌部活のミーティングみたいで///』

『…ふーん。そうなんだ』


『うん。。。』

『メアド交換しね??』

『ぇ/////ぁ!うん^^』

わたしのアドレス帳に

秀哉くんが登録されてる……ヤバいヤバい


また教室の扉が開いた。

ガラガラ

『准華ぁーまぢ待たせたなぁごめんごめん(笑)』
『凌!!遅いよ待ちくたびれた!』

『あれ!?秀哉もいんじゃん!』


『神崎ひとりで待たせてんじゃねーよ…サッカーバカ』

(秀哉くん優しいなー


『はいはいごめんなしゃいねー秀哉ちゃんっ』

『じゃ俺帰るわ。また神崎メールする』


ガラガラ

パタパタパタ


そのあとわたしたちも

学校を出て

住宅街をあるってた

もう日は落ちて

月明かりだけが

わたしたちを照らす

< 2 / 6 >

この作品をシェア

pagetop