パーセント~この恋が叶う確率~
『えっと神崎??今日も凌待ってんの?』
やっぱり秀哉くんはカッコイい。
細身の長身に切れ長の目。
サラサラの黒髪は
無造作にワックスでたててある
学年1モテるかなりモテる。
『おーいっ神崎~?』
さっきまでは遠かった
秀哉くんの顔が
目の前にある
ヤバいかっこよすぎる
『えっと…うん//凌部活のミーティングみたいで///』
『…ふーん。そうなんだ』
『うん。。。』
『メアド交換しね??』
『ぇ/////ぁ!うん^^』
わたしのアドレス帳に
秀哉くんが登録されてる……ヤバいヤバい
また教室の扉が開いた。
ガラガラ
『准華ぁーまぢ待たせたなぁごめんごめん(笑)』
『凌!!遅いよ待ちくたびれた!』
『あれ!?秀哉もいんじゃん!』
『神崎ひとりで待たせてんじゃねーよ…サッカーバカ』
(秀哉くん優しいなー
『はいはいごめんなしゃいねー秀哉ちゃんっ』
『じゃ俺帰るわ。また神崎メールする』
ガラガラ
パタパタパタ
そのあとわたしたちも
学校を出て
住宅街をあるってた
もう日は落ちて
月明かりだけが
わたしたちを照らす