あの日の少年
「そうですな、私もそう思いますけどね、ほかの親御さんたちがね、うるさくなってきてましてね、このところ」




「ん〜まぁそうでしょうね、で、校長としては、どう考えてますか?今後のことは」




「一度小林先生と話しまして、決めていきたいと思いますけど。どのみちPTAにも取り沙汰されてる問題ですんで、話しあいます。」




伊助は少し唇をかんで、残念そうに少し首を振った。
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