空色

初めて

そして次の日。
わたしは遅刻してしまった。
やばいーーといいつつも
授業さぼれるという気持ちがあった。
途中から授業に行くのがいやだったので
保健室で、次のチャイムまでまつことにした。
先生は校内の見回りでいなかった。
べっとでごろごろしていた。

がらがらとドアのあくおとがした。
先生かと思って、
「ごめんなさい、頭が痛くて…」
と言い訳をいったらはやとだった。
「なんだー」
と言ってまたべっとに寝転んだ。
はやとは
「いってー。」
といって手をおさえていた。
「どうしたの?」
ときくと
「カッターをつかってて、手がすべった。」
といって渋い顔をしていた。
私が冗談半分で、
「手当てしてあげよっかー?」
ときいたら
「わりぃありがと」
といっていすに座った。
わたしは消毒とばんそうこうをしてあげて
「はい。終わり!!」
といってベットにまた寝転んだ。
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