あなたの言葉につつまれて・・・ ~それぞれの明日へ~
ガラッ!!


私は病室に入ると、
比嘉くんはベッドに横たわり、
体にはたくさんの機会が
取り付けられていた。


「比嘉くん・・・!?」


「絢さん!!」


佳奈ちゃんが私の腕を持った。


私はそっと佳奈ちゃんの手に
自分の手を添えた。


そして、ゆっくりと
比嘉くんのそばへ・・・


加地くんが私の隣に来た。



< 133 / 212 >

この作品をシェア

pagetop