あなたの言葉につつまれて・・・ ~それぞれの明日へ~
歌が終わって、
私はゆっくりと目を開けた。


「いい曲だね。」


「うん。」


比嘉くんもゆっくりと目を開けた。


比嘉くんもそう思った?


なんだか私・・・



「ねぇ、肩借りていい?」


「えっ!?」


少しびっくりしたように
私を見たけど、
すぐに微笑んで、


「うん。」


って、言った。


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