あなたの言葉につつまれて・・・ ~それぞれの明日へ~
「佳奈!! ・・・はぁーっ・・・」


「えっ!? 何!?
私、間違ってる!?」


何を間違ってるんだか・・・


「佳奈!! あの歌がおまえに対する
俺の気持ちだ。」


「えっ!?」


「佳奈、俺のそばにいてくれないか?」


「えっ!? け、啓・・・!?」


「これからも、ずっと俺のそばで
笑っていてくれないか?」


「ええっ・・・」


佳奈は突然の俺の言葉に
口を開け、硬まっていた。













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